【旧blog記事】この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO
2010年09月22日
【 雑感 】
PC98版が1996年、SS版が1997年に発売された本作。
PCゲーのOneが1998年、Kanonが1999年、Airが2000年、
CLANNADが2004年発売と考えると、当時YU-NOを
プレイした人が賢者になったのも頷ける。
今でこそ荒い部分はあるかもしれませんが、
かなり作りこまれてる印象を受けました。
良い点、悪い点を挙げていこうと思ったのですが、
悪い点が7割くらいを占めてしまいます ( ´ω`)
ワースト3だけ書いていきます。
3位 : 主人公がこちらに話しかけてくる
主人公「ほら、○○はあそこだぜ!」
俺「( ´ω`)・・・」
俺「(´ω`)彡 感情移入が出来ない!」
主人公は自分の考えで動いているように見せてほしかった。
2位 : 難易度が理不尽
詰みが存在するのがキツイ。
詰んだ場合はまた最初からやり直しなので、攻略無しでプレイしたら
150~200時間は吹っ飛ぶ気がする。
攻略サイトをガン見しても30時間掛かるくらいのボリュームなので、
もしこのご時世に初めてプレイする場合は、大人しく攻略サイトを
開きながらプレイした方が良いと思う。
1位 : たまに二人一役になることがある
幼年期、青年期でそれぞれ声が違うとかそういうレベルではなく、
ルパン三世の声を山田康雄と栗田貫一が交互にアフレコするような感じ。
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|…..||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
そんな感じのYU-NOプレイ。
勿論光るところもあるし、下手なADVゲーじゃ
勝てないレベルではあると思う。
しかしこれをプレイする前にシュタゲをプレイして
しまっているので、この作品を神ゲーとは呼べないのが現状。
最近良く思うのはOPのネタバレはあまり効果的では無いということ。
YU-NOの場合はゲームを始める前から「え?別の世界へ行くの?」って
なって、前半の20数時間が作業プレイに変わってしまう。
シュタゲの場合は「え?あのキャラ死んじゃうん?」って
なって、前半の20数時間はそわそわしてしまう。
音ゲーだって解析で隠しが分かってる状態でプレイするよりかは、
何が出てくるか分からない状態でプレイした方が楽しいですよね。
明らかに核心をつきすぎている演出はあまり好みではないです。
【 まとめ 】
マイナス点を差し引いても良作です。
14年前の作品を今現在プレイして良作と思える
というのは、本当に凄いことだと思います。
SF好きなら今でも楽しめる筈なので、興味があれば
ソフトだけでも手元に置いておくと良いかも。
自分はとりあえずRewriteが発売されるまでADVゲーは
休止しようと思います。
次の10年、また素晴らしい物に出会えることを願っています。