Inquiring mind -2nd phase-

【旧blog記事】続・でみたす

2009年12月28日

【前回の記事の続きです】

こういう経験を経て、初心者や初級者が知りたい情報を
把握出来るようになりました。
出来る人間の視点と出来ない人間の視点はまるで違うんですよね。
出来る人間が「そのうち出来るようになるから数をこなせ」なんて
言ってもそれは出来ない人のやる気の向上に繋がりません。

今のご時世、「1から手探りでやる」なんていうのは非効率なんです。
今後は必要な情報をすぐに引き出せる仕組みを作るのが重要となってきます。

攻略本にしても、曲を知らなければ譜面を見ても意味不明だし、曲を
知っていても音源を持っていないと譜面と照らし合わせられないし、
音源に合わせて譜面を目で追ったり指を動かしても大して経験値が入らない。
プレイヤーによって身体能力、音楽経験が違うので、共通の上達の
仕組みを纏める必要があります。

音楽ゲーム自体は長く続いていますが、公式はプレイヤーの
上達に関与していません。
皆が望んで試行錯誤したい訳ではないし、試行錯誤したのにも
関わらず結果出なければ、それは挫折に繋がります。
プレイヤーも時間を投資する代わりに正解を欲します。
それは当たり前なんです。

結局のところ公式は答えを出さないのではなく、出せないんです。
昔ARCADIAでDOLCE氏の攻略コーナーが掲載されたことが
ありましたが、「鍵盤力を鍛える為に嘆きの樹(A)をプレイしましょう」
とか書いてあった気がします。
恐らく嘆きの樹をクリアしたいプレイヤーが見たら物凄く切なく
なりますよね (´ω`;)

最近は「地力」とか「脱力」など、何かにすがる為に用意された
ような単語が頻出していますが、それは直接成長に結びつくような
ものではありません。
スコアについてもクリアについても上達法は確立されつつあります。
どう足掻いても上達するには時間が掛かるので、時間が掛かっても
練習が苦ではないようにする事が重要です。

来年はそれぞれのレベルのプレイヤーに合った解説を、
動画を媒体として行っていきたいと思います。
とりあえず1/20までに1つは形にしないとな ( ´ω`)

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