雑記
11年ほど前、「人の3倍くらい練習しないと上手くならない」といったことを書いたことがある。
恐らく身近にいるライバルを頭に思い浮かべながら書いてたと思うけど、冷静に考えると結構おこがましい気がする。
皆が皆、練習内容を自己申告してくれるわけではないし、自分のために手を抜いてくれるわけでもない。
11年前の時点では、まだ過去の自分との勝負ができていなかったのかもしれない。
過去の自分との勝負ができるようになる条件とは何か。
ざっと書くと「比較するための記録をつけること」、「プレイ環境と身体のコンディションに関する知識を身につけること」、「成長のメカニズムを理解すること」、「自身の変化を認識できること」あたりかなと思う。
これらを身に着けられれば、「伸びない自分を責める」、「オーバーワークをする」、「誤った情報を信じる」といったことをしなくて済む。
ただ、理解が進んでいくと、自分の到達点も見えてきてしまう。
毎日練習できるような環境に身を置ければワクワクが止まらないだろうけど、最近の状況が割と糞なので環境構築の見込みが立たない。
とにかく時間の奪われ方が尋常じゃない。時間泥棒じゃなくて時間強盗レベル。人は無自覚に可能性を殺す。
自分の到達点が見えると、余生を過ごしているような感覚になる。
余生を楽しく過ごすにはまず時間強盗対策から。